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市長への申し入れ
 共産党議員団で、市長に申し入れに行きました。
 1つは、パナソニックプラズマディスプレイ(PDP)尼崎工場に対して、第1工場と第3工場の生産中止、一ヶ所に集約、1000人超の雇用削減、薄型テレビ生産の大幅縮小の問題です。
 これまで尼崎市はPDPに対して便宜を図り、固定資産税を軽減してきました。尼崎で10年以上の操業を期待し、関連事業や雇用の拡大など、社会的貢献を期待してのことです。
 今回、わずか3年〜6年足らずで生産縮小の方針を打ち出しました。これでは市内事業者、雇用の悪化が懸念されます。
 申し入れの内容は、尼崎工場の生産中止、縮小にが行なわれる場合は、企業立地促進条例のもとづく不均一課税を中止すること。固定資産税等について返還、または相当の寄付をするよう求めること。などを市長に求めました。

 2つ目は、県教委が発表した「公立高校普通科通学区域の統合再編計画」の見直しを求める申し入れです。
 市民の税金で運営している、市立高校普通科もそれに含まれます。市立高校普通科に他都市の子どもが入学できるというものです。他都市の生徒が尼崎市の高校に流入してくると予測され、「その他校」を選んだ尼崎市の子どもは他都市にはじき出されます。自転車で通学できないほどの遠距離の高校に通うことになれば、経済的、身体的負担も大きく、進学を断念せざるを得ない事態が出てきます。
 県教委は、「選択肢が増える」といっていますが、人気高校への競争を過度に激化する恐れがあります。過度の競争は、子どもの教育を受ける権利を奪ってしまうことになります。
 共産党議員団は、市長・教育長に「学区検討委員会の報告」を撤回するよう県教委に求めることを、要望しました。

 あいにく市長は不在でしたが、市長室長さんがしっかりと市長に伝えると約束しました。
 日本共産党は、いつでも国民の立場で、大企業や行政の不合理に物が言えます。私はこの党の一員でよかったと思っています。世の中の身勝手なやり方にプレシャーがかかればいいなと思います。
 
 12月28日までで市役所も仕事おさめです。遣り残したことがないようにして、来年を迎えたいものです。

masakiichiko | - | - | - |

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