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助けを求めて事務所に飛び込み相談
外での活動を終えて、しばし事務所で休憩していると「相談がありまして・・」と60代後半の男性が一人。
「ガンの治療のために入院、年金の大半を入院費用に支払ったら生活費がなくなった。8月の年金支給日まで5000円しかない。緊急でどこか借りれるところを教えてほしい」と。 病み上がりでやせ細り、顔色も優れません。
 先輩議員の助言を受け、年金を担保に郵便局に相談しましたが「定期貯金がないと貸すことができない」と断られました。
 市役所の福祉課に相談しました。緊急小口貸付と交渉してもらいましたが、一つ条件が満たされず、「申し込んで頂いてもいいのですが、審査で断られる可能性もあります。1週間後に審査結果が出ます」ということでした。1週間待って断られたら、どうしようもありません。方々手を尽くしてもらいましたが、ダメでした。
 心当たりの機関に問い合わせましたが、どこも生活費を貸してもらえるところはありませんでした。あとはサラ金しかありません。一ヶ月ぐらいの短期の貸付なのでサラ金から借りることも可能かなと思いましたが、「サラ金から借りるしかない」とはどうしても言えませんでした。
 公的機関で条件に一つでも満たされなかったら、生活費が借りれない。借りるためには多くの書類が必要です。本当につらい相談でした。
 福祉課の方に方々に問い合わせていただいて感謝します。制度なので条件が満たされない場合は、好ましい結果にはならないこともわかります。
 ガンの治療後で、栄養価のあるものをしっかり食べて体力を回復しなければならない時期に、治療費を払って生活費がなくなる、こんなことがあっていいのか、医療費に高いお金がかかることが問題です。ガンの治療はしても命を守ることができません。社会福祉が充実した政治に変えない!と怒りを覚えました。

masakiichiko | - | - | - |

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