日の丸条例が可決されてしまいました。
2012.06.26 Tuesday
今日は6月議会最終日、公明党から出された「日の丸条例」が可決されました。
傍聴人約100名が見守る中、採決をなされました。
新政会10名、公明党9名、新風グリーン4名の賛成。
日本共産党議員団7名、みどりのかけはし7名、新風グリーン3名が反対しましたが、賛成多数で可決されました。
総務消防委員会で否決されている条例が、本会議に同じ修正案が再度出されたのは、35年ぶり、異例の採決となりました。数の力を思い知らされた結果となりました。残念です。
9月議会から、議場にも日の丸が掲げられることになります。旗に敬礼するのはどんな意味があるのでしょうか?
過去の戦争のシンボルであった日の丸です。どんな気持ちで敬礼をしなくてはいけないのか、単なる儀式にすぎないのか、複雑な気持ちです。強制される重荷を感じています。
公明党が出してきた条例には、「日の丸を掲げることで、愛国心を高める」とあります。
日の丸掲揚で愛国心が生まれるのか?とっても疑問です。日の丸を掲げなくても、私は尼崎市がすき、故郷が好き、日本が好きです。それは愛する人たちがそこにいるからです。決して旗があるからではありません。
心の中に「思想・信条の自由」は持ち続けたいと思います。
日本共産党は、いつでも人の幸せを追求していきたいと思います。
masakiichiko | - | - | - |