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一般質問で地域住民の声を届けました。
 9月議会が始まっています。15日は私の一般質問でした。
私は、「市立幼稚園の18園から9園への統廃合について」「県立高等学校普通化の学区見直しについて」「西武庫公園について」市の見解を質しました。

 幼稚園統廃合については、6園の保護者から「地域にある公立幼稚園を残してほしい」と陳情書と署名が提出しされています。多くの方の統廃合反対の声があり、市はH26年実施予定を「さらなる検討時間が必要であり、実施はH27年度以降にする」と9月議会に提出予定だった条例改正を見送りました。私は「保護者は幼稚園を廃止せず、そのまま存続を望んでいる。市の財政事情を前提に幼稚園の統廃合はすべきでない。市民合意のない幼稚園の統廃合の案は、白紙撤回すべきである」と教育委員会に迫りました。
 当局は、「市民に理解を求めながら、統廃合は進めていく」との答弁にとどまりました。私は「幼稚園をなくさないで」の保護者のねがいを議会に届けましたが、まだまだ運動はこれからです。陳情は文教委員会で審議されます。

 県立高校普通科の学区見直しは、現在16ある兵庫県内の学区を5学区にしようとするものです。尼崎は現在は「尼崎学区」で公立普通科の生徒は、尼崎内の高校を受験します。今回出された案では、「阪神・丹波学区」となり、尼崎・西宮・伊丹・宝塚・丹有学区が一つの学区になります。受験校選択の幅が広がります。しかし尼崎は他市に比べると学力の低下は隠しようのない事実です。その背景には尼崎市民の経済的に大変な厳しさがあります。西宮市は子どもの数が増えています。今または将来的に高校が足りなくなります。宝塚は普通科を少ないことが問題です。公立高校に行きたい生徒が、他市から交通の利便性の良い尼崎の高校を受験できるようになったら、尼崎の子どもがはじき出されてしまいます。尼崎の子どもは地元の高校に通えず、遠くの三田や篠山の高校に通うことになります。時間もかかり交通費だってかかります。
 こんな問題が多い学区制度には反対だ。という意見書を尼崎市から県に出してほしいと要望しました。教育委員会は「尼崎の子どもがふりにならないように要望はしているが、意見書は提出しない」との答弁でした。尼崎の子どもがどんな立場に置かれるか分かっているが、県に意見は言わない。情けないと思いました。

 私の一般質問には、他党からの野次が飛びました。「子どもは競争させたらいいんや」という野次だったように思いました。私は読むのが必死だったので会議場のざわめきはあまり気になりませんでした。先輩議員から「真崎さん、野次に動揺せずがんばったね」と言われました。動揺するゆとりさえなかったのが良かったのかもしれません。野次が飛ぶと言うのは、よく聞いてもらっていたということですから喜ばないとね・・・
 
 西武庫公園については、23年度中に市が譲渡を受ける方向で協議中です。協議が整ったら市民に説明会を県主催で開く方向で進めているとの事でした。

 今週は決算委員会です。今、勉強中です。市民の立場に立った発言をしなければと、決算書とにらみ合いをしています。

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