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中学校給食の早期実施を求めました。
 一般質問の初日、私は「中学校給食の実施を求める」質問を行ないました。
 市長と教育長の答弁は、なかなかいい答弁はもらえませんでした。でも、給食実施を追及することが出来ました。内容は以下の通りです。会派の先輩から「端的でいい質問だったよ」褒めていただきました。

日本共産党議員団のまさき一子です。今日は「中学校給食の早期実施」について質問をします。
≪注文弁当事業の行き詰まり≫
教育委員会が2012年10月からスタートした「中学校注文弁当」について、
当初の目的は、「家庭から弁当を持参できない日、菓子パン等で昼食を済ませている子どもたちに、食育および子育て支援の観点から、安価でごはんを主食とし、栄養価があってバランスのとれた弁当を提供する。」としています。

1、まず、最初に質問します。
|輅己枦方式を導入して、パン食ですませる子どもに対してどれくらい効果がありましたか?
効果のあるなしをどのような方法で調査をしたのですか?

注文弁当事業は2012年に3校で実施し、目標10%の利用率をめざしていましたが、今年度に入って1%を超したのは4月・5月のみ、その後は0.7~0.4%。そして10月は0.5%、11月の利用率は0.6%まで落ち込んでいます。各学校一日に2〜3人の注文しかありません。
今年7月から5校が追加されましたが、当初は5校平均4.8%でした。9月2.3%、そして10月・11月の利用率は2%の利用にとどまっており、各学校一日平均12人程度の利用状況です。
教育委員会は、利用率アップのために,竿咾領未鯊臉垢蠅鯀べるようにする。⊃醜用紙を1回毎とまとめて注文できる方式にする。K莢麒枦の実物の写真を撮って、フェイスブックに掲載する。だ古未龍擬爾龍瓩で注文受付をする。ダ古未琉娶ポストを設け、リクエストをメニューに反映する。などの工夫を凝らしてきました。
また、「当日申し込みができないために、注文数が伸びないのではないか」という分析のもとに、日新中学校では、試験的な試みとして、1週間の限定で、弁当事業者の協力のもと、教育委員会事務局で事前に毎回30個を申込み、それを回す形で当日受付を行いましたが、子どもたちの注文数は伸びませんでした。結局は当日注文ができないから弁当を希望しないと言いうのは、注文が減った原因ではないことがわかりました。
教育委員会は、利用率アップの努力をしたと言いますが、これまでの実績から見て中学校注文弁当方式は、じり貧事業であると言わざるを得ません。

2、質問します。
教育委員会にお聞きします。昨年開始した3校と今年から拡大した5校の状況は、それぞれどのように評価されていますか?

≪弁当事業の費用対効果、低下の一方≫
 尼崎市は先細りの注文弁当事業に、人件費を除く2012年度決算で518万円、2013年度予算では1534万円を計上しました。その内訳は空き教室の配膳室への整備・改修等の工事費や冷蔵庫・温蔵庫や弁当箱の備品購入費等の初期投資と業者委託料のランニングコストとなっています。
注文弁当事業、10%目標に1%程度にとどまっているような、じり貧の利用状況のもとで、予算を使うのは問題があると考えます。
それでも市は、来年度は新たに5校増やして、計13校に拡大する予定のようです。

3、質問します。
,海譴泙任亮太咾ら「注文弁当事業」は費用対効果が低いという実情について、教育委員会としての見解をお聞かせください。

△海了業は失敗だったと言わざるを得ません。このような状況で来年から事業を拡大するつもりですか?

奈良市では、尼崎市と同じように家庭からの弁当持参を原則に、2006年から2校の学校で「弁当選択制」を導入しました。07年新たに4校、08年にさらに5校拡大し11校で実施されました。しかし利用率は1.4%にすぎませんでした。
 そして09年市長選挙で「中学校給食の実施」を公約に掲げた候補者が当選されました。
これを受けて「中学校給食導入検討委員会」を立ち上げ、計8回の議論がされ、「食育」「地産地消」「防災」「食の安全」「コスト」など、十数項目の視点から実施方式が検討され、中学校給食の未実施校すべてで「自校調理方式」で実施することが望ましいとの意見書が提出されました。今年から中学校2校をモデル校として給食が開始され、来年にはさらに4校で実施予定となっています。

4、質問します。
尼崎市も奈良市のように、早期に方針の切り替えが必要と思いますが、いかがですか?

    これで第1問目を終わります



第2登壇
≪兵庫県、急速に広がりみせる中学校給食≫
 中学校完全給食は、全国では82.4%の公立中学校で実施されています。兵庫県では41市町あります。その中で全校で実施しているのが29市町、一部実施が3市、未実施が9市町で全体の53.4%、全国ワースト4位の実施率です。特に阪神間の都市部での遅れが目立っています。学校数が多い神戸市や尼崎市が未実施なのが、実施率が低い理由です。
しかし、近年多くの市民から「中学校給食を実施してほしい」と望む声が高まってきました。本市にも昨年と今年、多くの署名とともに陳情が提出されました。
とりわけ近年には、首長選挙の公約に掲げたことが機会になり、給食実施の取り組みのきっかけとなっている市町が多いようです。
遅れていた阪神間都市でも、全国の実施にならって中学校給食への取り組みを始めています。
芦屋市は、地域性にこだわった自校調理方式で、2015年1校からスタートするとして各学校に調理場を作る計画を立てています。中学生・保護者・教員・市民の4000人アンケートを実施し、「芦屋市立中学校の昼食を考える懇話会」を設置し、その答申に基づいて実施を決断したものです。
明石市では、一般市民・小中学生・小中学生の保護者を対象に、住基台帳から無作為に抽出した6000人を対象に、アンケートを実施。「明石市立中学校給食検討委員会」を立ち上げ、10回の会議を重ねてきました。報告書に基づき〃从兩安定的な安全・安心で質の高い給食を提供する、としてセンター方式で、2015年からスタートします。
神戸市では、2012年から「神戸市立中学校の昼食のあり方検討会」を開催し、「教育」「健康増進」「経済的困窮対策」「子育て・子育ち支援」「男女共同参画」の5つの側面から 給食の意義や重要性を認めた意見書が出され、具体化しています。
伊丹市と川西市は、給食実施を踏まえたアンケートの実施と検討会が開かれているところです。
西宮市、宝塚市、猪名川町では、ご存じのとおりとっくの昔に完全給食が実施されています。阪神間では尼崎市を除く自治体で中学校給食が急速に進み始めました。

阪神間だけではなく、兵庫県全体でも中学校給食が広がっています。未実施の高砂市や稲美町、一部で実施の加古川市や加西市も全校実施を検討し実施予定が決まりました。
兵庫県内で完全給食の実施予定がないのは、公立中学校349校中、尼崎市19校と上郡町1校、姫路市家島2校の22校だけになります。
5、質問します。
兵庫県でも今、計画されている自治体が全部施行となると、公立中学校は93.7%の実施率となります。これでは「中学校給食のない街、あまがさき」という、レッテルが貼られます。市長、それでいいのですか
≪市長公約、注文弁当事業のバージョンアップ≫

2010年、「注文弁当のバージョンアップ」を市長公約に掲げて当選された稲村市長です。
たしかに、今回の注文弁当は、メニューの改善や温蔵庫・冷蔵庫、カラフルな弁当箱などの設備の改善がされました。
しかしその結果は、利用率の低さを改善することはできませんでした。やはり小学校と同じ給食の実施が必要なのです。学校給食法に基づいた「学校給食実施基準」では、〆濆酸諺完を給食の対象とする。⊇毅飢鷦損椶垢襦児童生徒に個々の健康や生活、地域の実情などに配慮する。こ惺撒訖に供する栄養内容の基準を定める。としています。この条件を満たす給食実施を目指して、検討に入るべきと思います。

6、市長に質問します。
中学校給食は、市長公約に入っていません。しかし注文弁当がじり貧状況のもと、市長の任期中に給食実施を見据えた方針に変える考えはありませんか?

≪給食実施を前提にした、検討会の取り組みが急がれる≫

私は、これまでも繰り返し中学校給食の早期実施を求めてきました。そのたびに財政難を理由に「学校耐震化を最優先に行っている。」との答弁を繰り返し聞いてきました。
教育委員会は、学校耐震化工事の終了後はエアコンの設置、学力向上、老朽化施設の改修という多くの課題を抱えています。どれも待ったなしの問題です。しかし、中学校給食の実施をするという決断は極めて大切です。

今年5月に市長に当選された、伊丹市の藤原市長は「都市間競争の時代にあって、子育て世代は、中学校給食のあるなしが住む町を選ぶ際の視点の一つになっている。中学校完全給食の実施に向けた検討をしていく」と見解を述べておられます。
また10月13日付けの読売新聞の記事に「食育の取組み強化や育ち盛りの中学生に温かくて栄養バランスのよい昼食を提供する意義、共働き世帯の負担軽減などから、全国的に中学校に導入しようという動きになっている。給食があるかが、子育て世代の転居先の判断材料の一つになっている」とありました。
稲村市長は、施政方針の中で「住民福祉の支え手となる現役世代の定住・転入の促進、健康で自立した生活の確保、税収の安定・向上につながる取組みなどにより、都市の体質転換をめざします」と言われています。
どこの自治体でも財源が苦しい中、決断をしました。それは、学校給食は「未来を担う子どもたちへの投資」という考えからです。
 尼崎市は過去の大型公共事業の多額の借金返済に苦しんでいます。そして市民もまた、サービスを削られ続け我慢をしてきました。

7、市長に質問します。
未来を担う子どもたちへの投資と考え、また子育て世代から定住・転入を選ばれる街づくりを行なう上でも、子育て世代が一番望んでいる中学校給食実施の決断を今こそするべきです。その上で検討会を立ち上げるべきと思います。いかがですか?

これですべての質問を終わります。ありがとうございました。


 市長の答弁は、「小学校が行っているような給食が必要なのはよくわかるが、学校耐震化工事が終わったら、クーラーの設置、学力向上、老朽化施設の改修などやることが多くある。給食を最優先にすることはできない」と苦しい答弁でした。しかし中学校給食も待ったなしの課題です。周囲の自治体はすべて給食を実施する方向に進んでいるんですから。尼崎市だけいつまでも弁当というわけにはいきません。財源が苦しい町というのはたいへんです。なんか切なくなります。でも、多くに市民が望んでいることです。陳情も出ています、文教委員会で審議したいと思います。

masakiichiko | - | - | - |

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