まさき一子のブログ

　昨日は、委員会でした。睡眠不足と過度の緊張で、疲れて眠ってしまって、ブログが出来ませんでした。
　経済環境市民委員会の補正予算の審議で、そんなに注目する内容はなかったように思います。
　私のメインは、陳情の『園田競馬のナイター問題』でした。陳述者の訴えがとっても良かったと思います。ナイターは『住民合意を堅持』をしてほしい。園田地域全住民対象に、『アンケートの実施をしてほしい』を求めるものです。
　競馬は兵庫県の公営事業です。ナイター競馬を、Ｈ２４年９月からの実施に向けて施設整備をしていくという方針を決めました。
　尼崎市は『住民合意が前提に』と言っていたのに、先日の兵庫県の説明会で『ナイター実施を推進の立場で進めて行きたい』との方針転換をしていました。
　私は園田地域の住民に、ナイターについての意見を聞き、委員会に望みました。住民合意が取れていないのに、市は方向転換したことについて、追求しました。今園田の地域は、住民の間で賛成派、反対派と目に見えない対立的感情があります。ナイターによって治安悪化する恐れがあり、住民の不安は大変なものがあります。
　『９月実施を撤回するように』『アンケートをとって、住民の声を聞くべきだ』と訴えました。園田の町が、住民の対立や不安の広がる街でいいのかと意見を言いました。市は具体的な提案もないまま、住民の理解を得たいと言うだけで、アンケートを実施するとは答弁しませんでした。
　園田の住宅街のど真ん中にある、競馬場でのナイター実施は条件が悪すぎます。住民の迷惑をかけてまで実施して、収益が黒字に転換できるでしょうか？ナイターでリニューアルして、若い人や女性客を呼び込もうとしていますが、今の若い人は、ギャンブルを楽しむ人は減っています。趣味が多様化しているからです。
　私が視察に行った東京の大井競馬場では、ナイターを行なっていますが、最寄の駅が隣接しており、周囲には民家はありませんでした。競馬場はホテルのラウンジのようなおしゃれできれいな観客席でした。ディナーが食べ放題でデートスポットでした。女性のお客さんも多いそうです。それでも経営は、単年度収益は実質赤字です。基金を運用して経営を維持されていました。
　陳情は継続審議になりました。引き続き審議しいきます。