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8月は学習月ですね。
 7,8月はいろいろな研修会や行事があります。学習や研修の機会には出来るだけ参加をするようにしています。
 先日も「日本共産党兵庫県委員会が主催する、地方議員研修会」に行って来ました。いつも議員の人たちは、エネルギッシュです。パワーをもらって帰ってきました。尼崎からは5人の参加でした。私は講演会や交流会、分科会では「なるほどそうだな、これは忘れないでおこう」って思うのに、一日すぎたら大部分を忘れています。
 記念講演は、佐藤洋さんの「原発ゼロの合意をつくり、自然エネルギーの本格的導入を」でした。再生可能な自然エネルギーの開発は、世界でもトップクラスを日本は誇っています。でも原発第一主義の日本は、自然エネルギーにお金を出してきませんでした。この5年間で原子力対策に2兆円以上をつぎ込み、自然エネルギーには6500億円です。エネルギー政策の遅れが原因です。自然エネルギーは、原発のように大企業による一所で生産するのでなく、地域にあった小規模のエネルギーを生産する方法です。そのために地域の仕事興しと雇用を創出できます。自然エネルギーは、太陽光、水力、風力、地熱、バイオ、潮力などいろいろな方法があります。ご当地に合ったエネルギーの生産が出来、なにより地球に優しい。電力会社は生産されたエネルギーを買い取り、供給と需要に努める。これからは本格的に導入に向けた議論が必要です。
 夜の交流会は「兵庫県高等学校学区域検討委員会報告(素案)」についての情報交換をしました。高校学区を現16区から5区とし、高校選択を市街地の広範囲に広げようとするものです。選択肢が広がるとしていますが、学力の格差が広がり子どもの競争意識を過度にあおるものになります。近くの希望する高校に受験することが出来なくなります。地域の高校と言える存在がなくなります。
 県下の17市町議会から、反対や慎重な検討を求める意見書が県に提出されています。残念ながら尼崎市からは意見書の提出ができていません。なにより、市民に知らされずに2014年度から全県で導入しようとされているのが大問題です。子どもの将来に係わる重要なことを議論もなしに進めようとしていること事態が大変なことです。
 2日目は分科会で、私は「兵庫の国保問題」に参加しました。各地の高すぎる国保料が払えず滞納になっている現状の報告。保険料の引き下げに、財源を国保にどうやって入れるかが焦点となっていました。保険証を窓口に留め置く、差し押さえる。高額療養費の給付を滞納保険料にあてるなど保険がセーフティーネットになっていない。
 私にとっては3つの研修内容はとっても重要な学習でした。興味深く学習しました、どれだけのことが頭の中に入ったかは???です。貴重な資料をもとに自己学習に専念したいと思っています。取り組む課題が山積しています。
 今日もこのあと、神戸で地方議員の研修会に行きます。頭がパンクしないか心配です。

masakiichiko | - | - | - |

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