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一般質問 |羈惺撒訖の実施について


答弁も一緒にアップしています。敬語になっていません。答弁は丁寧な言葉でした。あしからず・・・
 「子ども・子育て新システムについて」「子どもの医療費の無料化拡充について」は後日報告します。

一般質問         2011・6・9 真崎一子
日本共産党議員団のまさきいちこです。
一般質問させていただきます。今日は、「中学校給食の実施について」
「子ども・子育て新システムについて」「子どもの医療費の無料化拡充について」の子どもシリーズで質問させていただきます。

中学校給食の実施、最も遅れている兵庫県 
 まず、最初に、議会にも何度も陳情が出されていますが、当局は、財政難を理由に実施できないという答弁が繰り返されている中学校給食の実施についてです。
 私は最近、この問題について、いく人かの市民からお話を伺いました。
小学生の子を持つ看護師さんからは、「この子が中学生になるまでに中学校給食をしてほしい。夜勤があったり、夜中に電話かかってきたら往診にいく。毎日弁当を作ってあげることが出来ない。学校では愛情弁当っていうけど、愛情なら弁当じゃなくてもこの子にそそいでいます」と言っていました。
 また、お隣の西宮市から移り住んできたある60歳代の人から「自分が生まれ育った西宮では、中学校の時は当然のように給食があった。尼崎市に来て今の子に給食がないのが不思議な気がした。なんで尼崎は給食じゃないの?」と聞かれました。
 結婚して尼崎市にこられた他都市出身のお母さんたちの多くから、「どうして中学校に給食がないのか不思議」という感想をお聞きしています。
 中学時代は身体的にも精神的にも大きく成長する時期、中学校給食の実施は今や全国的にも当たり前となっています。

 パンやご飯等の主食・牛乳・おかずがそろったのが「完全給食」です。
 2009年度の文部科学省の調査によると、全国の公立中学校で82%が完全給食を実施しています。
 100%の中学校で給食を行っているのは千葉、愛知、富山県です。そして90%以上で実施しているのは30都道県にのぼります。数字の上からも全国的には中学校給食は実施するのが当然の状況です。
 全国平均を引き下げている府県として、ワースト1位の大阪府も中学校給食を実施しようと知事や大阪市長が検討を始めています
 兵庫に実態 
 実施率51%でワースト4位なのがで兵庫県です。
 兵庫県内の自治体では、但馬や丹波ではおおむね完全給食を実施しています。「中学校でも給食をしてほしい」と願う保護者の声を受けて、播磨町では今年の1月から開始。洲本市も2013年度からの実施に向けて準備をしています。
 阪神間では、西宮市、宝塚市、三田市、猪名川町で完全給食を実施しています。神戸市、伊丹市、川西市は完全給食ではありませんが牛乳給食を実施しています。何にもしていないのは尼崎市と芦屋市だけです。
 尼崎市は本当にこれでいいのか?子どもの育ちをどう考えるのか?    子育て支援の質が問われます。

尼崎市の喫緊課題 
 尼崎の中学生で家庭の事情で、弁当を持ってこられない子どもが2割いると尼崎教職員組合の調査で出ていました。
 尼崎市は弁当を持ってこられない子どものために、希望者には弁当の販売を始めました。しかし当初から利用者は圧倒的に少なく、今では若草中学校1校で1日平均3個程度の希望者しかいません。中学校弁当事業は失敗だったと言わざるを得ません。
 稲村市長は昨年12月代表質問での答弁で、「中学校給食は栄養価を考えると最善とは思う。しかし厳しい財源の中では困難である。育ち盛り、食べ盛りの中学生の食生活を改善するため、中学校弁当の取組みを最大限すすめる」と答弁されていました。
 最近ではデリバリー方式といって、業者が自社で調理した給食を弁当箱につめ、学校に配送する方式を学校給食と位置づけ、献立は市が作成する方法をとる自治体も増えています。
 尼崎市教育委員会は吹田市を参考にして、H24年度中に段階的に改善した中学校弁当を実施していくように進めると文教委員会で答弁されました。
 吹田市では従来の弁当持参か、デリバリー弁当か、パンを生徒が選択し、いずれも牛乳を付けています。デリバリー方式は一ヶ月単位でインターネットに登録し申し込みます。デリバリー弁当の利用率は全体の20%です。そのうち毎日の利用者は10%でほとんどがこれまで弁当をつくっていた家庭だそうです。利用者は週3日程度が多く、パンを食べている子どもはほとんどデリバリー弁当は注文していません。
 
質問します
 市長は栄養価を考えると給食が好ましいとしながら、給食ではなくデリバリー弁当に取り組むとされています。^譽月単位でインターネットで注文すると言われていますが、申し込み方を変えたら注文が増えるんですか? △海譴泙任糧稜篳枦とどう違うのでしょうか? 2板蹐了情で弁当を持ってこれない子どもの利用は増えると見込まれているのですか?こ惺撒訖という位置づけで市は財政負担をするのですか? 

答弁(教育長)
 申し込み方法、吹田市の例を参考にし、利用者の利便性、学校現場の負担の軽減を考慮し、インターネットなどの活用を含めた申し込み方法を検討している。次に弁当内容をより子どものニーズにあったものに。検討している利用件数は増えると考えている。
 中学校弁当を学校給食として位置づけることは考えていない。条件整備して利用促進を図っていく。

 食育は大事な教育の一環 
 2009年に尼崎市が行なった「食育」に関するアンケート調査で、朝食の欠食率は小学生から高校生では、全国と比較すると2〜2.5倍と高い傾向にあります。高学年になるに連れて朝食を食べない子どもが増えています。食習慣が乱れる時期は中学時代にあるとも言われ、朝食は学力に大きく影響すると指摘されています。朝食を摂る啓発活動とともに、健康な体を作る大事な時期に学校における食育の生きた教材となる学校給食が求められていると考えます。
 今年1月から給食を実施している、兵庫県播磨町では学校給食を公約に掲げた現町長が初当選されたのを機に、完全給食が実施されることになりました。
 中学校の校長先生は「最近、家庭の事情でお弁当を持ってこられない子や朝ごはんを食べてこない子もいます。食育は大事な教育の一環です。」と言われています。
 生徒は「うれしい、お母さんが看護師で夜勤の時はコンビニでパンを買っていた。温かいのがうれしい」と、保護者からも「感謝している」など喜ぶ声が寄せられています。

質問します
 播磨町の校長先生が「お弁当を持ってこられない子、朝ごはんを食べない子がいる。食育は教育の一環です」と言われていました。私も校長先生が言われるとおりだと思います。小学校ではあたりまえ,全国でも実施は当然の流れなっている、中学校給食は教育の一環として位置づけるべきと考えますが、いかがですか?

答弁(教育長)
 本市の中学校では、学校給食を実施していないことから、家庭科や社会科といった教材学習や特別活動、総合的な学習、学校の教育活動の中で、食育に取り組んでいる。
出遅れている子育て支援
お隣の西宮市では中学校給食は昭和33年からはじまりました。50年以上の歴史があります。
 今さらこんなこといってもはじまりませんが、なぜ同時期に尼崎でも中学校給食を初めなかったのか。なぜ高度成長期に学校給食の建設にお金を使わなかったのか、悔しい気持ちでいっぱいです。
 
 2006年の転入出アンケートでは、尼崎から転出する世帯は小学生を持つ家庭の割合が転入より多いとされています。それも西宮市へ転居する人が多く、尼崎市の改善すべき課題に「公立学校教育(13.2%)」とありました。その中には学力の問題と中学校に給食がないという問題があります。

仕事を持つ母親は「引っ越すんなら西宮よね。だっておとなりだから仕事に通えるし、中学に給食あるし・・・」と牛乳給食の伊丹でなく西宮なんです。
 尼崎市の公立小学校に通う児童の数が2006年から5年間で825人減少しています。今後も子育て世帯の減少はますます進んでくると見られています。
  各自治体は少子高齢化に伴い、若い世帯に住んでもらおうと、子育て政策を掲げPRをしています。尼崎市は大きく出遅れているのではないでしょうか。

 質問します
 尼崎市として、子そだて世帯の転出が多い。子どもの数が年々減ってきている実態をどのように認識されているのでしょうか?
また、私のところには中学校給食を求める保護者の声が聞こえてきます。文教委員会には陳情も上がってきました。教育委員会は保護者の声・PTAの意見などどのように聞かれていますか? 

答弁(企画財政局)
 ファミリー世帯層の転出理由をみると、学校教育や子育て環境に不満があったと言う回答がある一方、住宅事情や周囲の生活環境への不満も見られたことから、子育て世帯の転出に関しましては、複合的な作用する中で起こっていると認識している。
 子どもの数が減少していくことは、人口の年齢構成のバランスに大きく影響を与えることから。ファミリー層を中心とした働く世代の居住・定住を図ることは、大変重要だと考える。
(教育長)
 女性の社会進出に伴って、中学校給食を求める保護者の意見があることは認識している。
 一方、子どものために弁当は作るべきとの意見もある。
 生徒に対して、簡易なニーズ調査によると、中学校弁当については、弁当の中身、価格などの条件付も含めて約7割近くが利用してみたいとの回答があった。

中学生は健康体をつくる分岐点 
 尼崎には肥満傾向の子が多いとよく聞きます。調べてみますと確かに肥満児童・生徒の割合は、小学生高学年から中学生にかけて、全国や県平均に比べると高くなっています。
 学童の場合は、年齢別・性別・身長別に求めた体重の全国平均値が旧文部省から発表されており、これが小児の標準体重として採用されています。標準体重の20%以上増を肥満児といいます
 子どもの肥満の大多数は元になる病気はなく、単に摂取エネルギーが多く、余分なエネルギーが脂肪として体に蓄積してきた状態です。 食生活を見ると、(1)食べる絶対量が多い (2)どか食い傾向が目立つ(3)食事内容として油脂と甘いもの(糖質)が多い ことが特徴です。
 軽度の肥満児は、食べる量は変えずに食品の内容を変えることが必要です。具体的には、糖質をへらしその分たんぱく質や野菜をたくさん食べることを指導します。要するに栄養バランスを考えた食事が必要ということです。中程度以上の肥満は栄養士による指導と摂取エネルギーの制限が必要になります。
 思春期以後の肥満には、高コレステロール血しょうや脂肪肝、糖尿病などいわゆる生活習慣病が高率に合併してきます。これは年齢的な要因に加えて、食生活のみだれが原因していると言われています。したがって中学生の肥満には、早期の対応が必要です。
 特に成人病予防、特定検診に力を入れている本市としては、未来ある子どもの健康をどのように育てていくかは、課題の一つといえるのではないでしょうか?

質問します
 子どもによっては糖質中心の食事にかたよっている子がいます。給食が唯一バランスの取れた食事、と言う子もいます。中学生の食育、健康教育する上でも、栄養管理を行なった給食を提供することで、心身ともに健康な体づくりにもつながってきます。そんな子ども達への給食の実施は必要だと考えます。市の認識をお聞かせください。

答弁(教育長)
 食育や健康管理を推進することは大切であるが、給食の実施のみが唯一の方策とは考えていない。
 学校で、食に関する全体計画や年間計画を定め、食育の学習は行なっている。
 また、保護者の食育に対する理解も大切であり、保健便りなどを通じて家庭への食に関する情報発信も行なっている。

自校方式の給食実施へ 
 日本共産党議員団は、教育の一環として位置づけられている学校給食として、小学校が実施している自校方式の完全給食を中学生全員に実施するのが望ましいと考えます。また弁当販売については、業者と生徒だけの関係で成り立つもので制度としての給食ではないと考えています。
 小学校の調理師さんは自分の仕事に誇りをもっています。「子どもの学年とクラスごとに野菜などの好き嫌いがわかる。残食を見てにんじんが多く残っていたら次は小さく調理してまた残食を見る、にんじんが残っていなかったら万歳です。子どもに添加物は食べさせたくないから、昆布でだし採ったり、カレーだってスパイスから作るんですよ」と教えてくれました。子ども達の顔が見える。子どももつくる人の姿を見て給食を頂く。あるいは食器を運んだり、盛り付けやあとかたづけに至るまで、子ども達がお互いに協力し合う。また同じ給食を食べることによって会話も弾みます。このようなことが子ども達に社会性を身につけさせることにつながります。これが食育です。そこには学校給食法の目標である、適切な栄養の摂取、食事についての正しい理解、勤労を重んじる態度、食文化の理解など給食法のすべてが含まれています。日常的に学校給食と触れ合っている尼崎市の小学生は幸せだと思います。
 ある方の娘さんはこんな事を言っていたそうです「今日の給食はとってもおいしかった。なんだか私が大事にされていると感じた」と。おいしく作られた給食を「自分が大事にされている」と思う子どもの感性に、学校給食の力の大きさと生きた教育を強く感じました。
 また一方では「給料前で昼食の準備をしてあげるお金がなく、学校を休ませた。」「クラスの半分は1人親世帯という学級もあり、自分で弁当を作ってくる子もいる。話を聞くと冷凍食品をレンジでチンしてつめてきている。でも他の子の弁当と比べてしまう。特に女の子はおかずの内容については敏感に感じているようです」と毎日の弁当の内容、子ども達にとって一番貧富の格差が顕著に現れる場面ではないでしょうか。

質問します
 給食なら低所得者世帯の生徒に就学援助費を支出できます。「希望者だけの弁当」になると適応できません。文部科学省の学校給食実施基準の中に〆濆酸諺完を対象とすること、⊇5回実施することなど記しています。この2つの基準を満たす、中学校給食の実施を進めることを希望しますがいかがですか?

答弁(教育長)
 小学校が実施しているような給食が望ましいと考えるが、現在の財政状況を考慮すると、限られた財源の中、困難な状況。
 しかし、やむなく昼食を菓子パンなどで済ませている子ども達がいる現状から、育ち盛り、食べ盛りの中学生の食生活を改善をすることを目的として、保護者の意見を聞いて、中学校弁当事業を改善し推進して行きたいと考えている。

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