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国保制度の改善を求める交渉



 尼崎民主商工会が、国保課と国民健康保険制度改善を求める要望書を提出し、懇談会を開きました。私はそのようすを傍聴させていただきました。
1、払える国保料にするため、国保料を引き下げること。
2、加入者の窮状に配慮した、使いやすい市独自の減免制度を創設すること。
3、「資格証明書」や「短期保険証」の交付を行なわず、全世帯に無条件で正規の国保証を発行すること。
上記のことを、市長宛に要望しました。

 ある高齢者の方は、「年金では生活費、医療費に使ったら食事費が出せない。医療費の200円を出すために、食費を削っている。弁当を一個買って、3回に分けて食べている。」
「どうにかして保険料は払っているけど、おなかが痛くなっても、医療費の窓口で払うお金がなくて病院に受診できない。これじゃ、何のための保険料かわからない」と訴えておられました。

 民商の会員さんは、商売人や零細業者の人たちが多く、商売が苦しい上に国保料の負担が重たく、のしかかってきています。そんな実情を知りながらも、国保料を払えない人たちに、短期保健証から資格証明証を発行しなければならない、国保課の職員さんもつらそうでした。
 市の財政が苦しいということは、弱い立場の人のサービスを削る、非情なことだと身にしみました。今こそ、国に地方交付税を増やすように求めることが必要です。
 尼崎に住んでる市民の暮らしを守るため、草の根の戦いが始まっています。たいへん勉強になりました。

masakiichiko | - | - | - |

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