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視察2日目、佐賀県武雄市「武雄図書館」を見学しました
 全国的にも有名な「武雄図書館」に行きました。私たち尼崎市の他にも2つの団体さんの視察がありました。日常的に全国からの視察が多いそうです。
 今日は武雄市長さんが直々に武雄図書館の紹介をしていただきました。
 図書館は、H24年5月に武雄市とカルチュア・コンビエンス・クラブ(CCC)株式会社が運営する蔦谷書店との締結を合意してできたものです。
 図書館というよりは、外部からの観光客も多く、「観光スポット」でした。
 広大に建つ武雄図書館

 記念写真で「ハイチーズ」

図書館の内部の写真は、代表者しか撮ることが出来ず、貴重な一枚です。

 図書館の中は、本・雑誌・文具の販売、スターバックスによるカフェ・ダイニング、CDやレコードの販売や催し会場、もちろん20万冊の貸本があります。学習室やパソコンサービスが供えられた、快適な空間でした。
 2013年の実績は、、来館者数は92万3000人(2011年比で361%)  貸出利用者数は16万8000人(2011年比203%) 図書貸し出し数は54万5300冊(160%)です。
 利用者数の割合は、市内居住者56.4%、市外居住者32%、県外居住者11.6%です。さすがは全国から注目されている図書館です、市外・県外からの来院者が多いことに驚きました。
 「Tカード」で図書の貸し出しができるというものですが、個人がどの本を借りたか、どんな本に興味があるのか等の情報が図書館の指定管理者に把握されるのは「個人の思想信条がわかる」という面ではいかがなものかと思いました。


 夕方は鹿児島に入りました。桜島がすぐそばに見えます。
 明日は、鹿児島の生涯学習センター「サンエール鹿児島」を視察して、尼崎に帰ります。

masakiichiko | - | - | - |

文教委員会の行政視察で、佐賀県に来ています
 佐賀市立小中一貫校の視察に来ました。「芙蓉校」です。
 佐賀市では小中連携教育をさらに進めた形が小中一貫校ととらえ、佐賀市内ではこれまで6校の小中一貫校を開校しています。
 その目的は、小中学校の教育の連続性を図ること。小学校1年生から中学校3年生までの9年間で子どもを育てることが、教師が明確に意識し、各学年の成長の段階における的確な教育を行なっていくことが大きな目的です。
 芙蓉校は小学生80人、中学生40人の小さなな学校です。

 小学1年生は5人です

 中学生の教室 机の高さがずいぶん違います

 少人数での学級で学力がアップしています。学年の縦横のつながりが強く成人のなっても仲間意識のつながりがあります。子どもたちは9年間通った学校と友達、先生に愛着が強く、学校がふるさと、我が家となっています。学校に居場所を作ることが不登校を防止するキーポイントです。

 建物は2階建ての瓦ばり、室内は佐賀の板を張りつめていました。学校に入ったら木のにおいがします

 なんと校門です。「出会いの一礼」と書いてあります。

 二宮金次郎の銅像が私たちを迎えてくれました

 私は、小中校一貫教育が子どもたちにとっていいのかの検証はしていませんが、小規模校で少人数学級の取り組みはいいなと思います。学力アップの要は少人数でみんながわかる丁寧な教育、基礎学力をつけることだと思っています。
 芙蓉校のアンケートでは、小学6年生の中学校に対する意識の向上は、「中学進学に対してどう思っているのか?「とても楽しみ」「楽しみが」77%
 あなたは学校生活を楽しく送っていますか?「当てはまる」「だいたい当てはまる」が児童89.4%  生徒100%でした。
 保護者の成果の認知では、小中一貫校の特色を生かした学習や行事が行われていると思いますか? 「とても思う」「思う」が97.6%
 不登校傾向の減少と学力の向上傾向が、小中一貫校の成果ですと言われていました。これが尼崎でもとり入れられるかは、これからの課題です。
行政視察一日目の報告です。

masakiichiko | - | - | - |

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