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市民の楽しみを奪うのが行革か?
 尼崎市は35年間で30%の公共施設をなくす又は縮小する計画を勧めようとしています。今後、10年間で10%の公共施設をなくす計画を具体化してきました。
 そこで、共産党市議団はなくす・縮小・移転計画がある施設を視察に行きました。私の相談地域エリアは、武庫之荘ですが、そこでは主に武庫体育館、高齢者福祉施設「福喜園」、北図書館です。北図書館は近くの公共の土地に引っ越しをしますが、一部機能を縮小する計画です。幼児教育のための読み聞かせや紙芝居等のイベントの部屋をなくそうという計画です。そこで働いている人の意見も聞かず、ひどいやり方だと思います。老朽化が進む北図書館ですが、利用者が多い施設です。新施設に引っ越すのはいいと思いますが、今の機能は残してほしいと思います。

 「福喜園」は60歳以上の尼崎在住の人なら無料で利用でき、週に3回は無料で入浴ができる施設です。卓球したり、囲碁将棋、体操や習い事(少しの有料)を楽しんでおられます。一日の利用人数は平均310人程度、入浴者は100人だそうです。すごい数です。そんな施設を老朽化を理由になくそうとしているのですから。高齢者はお金がなかったら楽しむことも許されないのかと言いたいです。中には「毎日来ているのよ。楽しいから。友達も多いし」と言っておられました。高齢者から生きがいを取り上げる市の行革とは?何なのでしょうか?

 武庫体育館は、視察では行かなかったのですが、私の地元です。私は体育館を利用したことはありませんが、この間何回か行きました。卓球や親子体操、ストレッチ、ヨガ等スケジュールがびっしりと埋められています。利用率が大変高い施設です。高齢者から子ども、若いママさんたちが利用しています。

 今回、尼崎市が公共施設のマネジメント計画の説明会を、各行政区で開きます。私はこの説明会に利用者さんが参加してほしいと思いました。そこで、武庫体育館と福喜園の利用者さんに、チラシを配りました。体育館は午前午後と2回配って、200枚全部配り終えました。福喜園はタイミングが合わずに数枚しかはけませんでしたが、来週にもう一回配ります。

 市民の生きがいを壊す行革には、どうしても賛成できないし、尼崎市はこれから元気な市民によって支えられる街づくりなのですから。
 今日は、武庫体育館の前でチラシを配り、利用者の声を聞きました。その声を力に、2・3月議会も、頑張ろうと思います。市民の要望実現のために。なんてね、意気込みだけはあるのですが・・・。がんばります。

masakiichiko | - | - | - |

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