市民生活を守る立場で、全力投球
2010.06.12 Saturday
6月議会の真っただ中です。3日間の一般質問が終わりました。
今回も、日本共産党議員団は、市民生活を守る立場で頑張りました。
私は、「子どもの医療費中学卒業まで無料に」
「敬老パス、低所得者には無料の継続を」
「子宮頸がんワクチンの公費助成を求める」を一般質問しました。
子どもの医療費の無料化は、兵庫県内では昨年、今年と13市5町と進みました。尼崎を囲むように、入院では西宮市、宝塚市、伊丹市、猪名川町と中学卒業まで無料になってきています。尼崎市は小学3年生までにとどまっています。世論の広がりの中、安心して子育てできる尼崎にしようと心を込めて質問しました。『財政難であり、医療費無料化の拡充は、できない』とのつめたい回答でした。財政難は他都市も同じこと、必ず尼崎も医療費無料になるチャンスが訪れることを信じて、粘り強く交渉していきます。
敬老パスは10月〜有料になることは決まっています。『せめて低所得者には無料を残してほしい』『乗り継ぎ時はバス代が2倍3倍とかかるため、1日バス券の発行をしてほしい』と訴えました。当局は『低所得者には一般の7割減にしています。無料にはできません』と『乗り継ぎ時の割引として、高齢者用の1日バス券の発行は、来年の4月から実施します。』との回答でした。有料になったら、無料に引き返すことはできません。なんとしても無料を世論の力で、継続させたいものです。まだまだ諦める訳にはいきません。
子宮頸がんワクチンの公費助成は、ガンの中でも唯一予防ワクチンで発病を防ぐことができるものです。でも性交渉のない子どもの時期(11歳〜15歳ころが望ましい)に接種しなくてはいけません。自費で3回接種で5〜6万円かかります。公費助成を求めました。当局は『市単独では無理、国や県の動向を見ていく』とのことでした。
ヒブワクチンは7月から半額助成が決まりました。(3500円の助成)ヒブワクチンは私が昨年12月に質問したものです。その時は『無理』の一点張りでした。県が助成に助成に取り組んだのを受けて、今回市も助成することが決まりました。
先輩議員の質問は、迫力があり、問題意識の視点が鋭く、論戦がすごい!いつでも感動の質問です。
私はと言うと・・・今回も失敗談が増えました。でも、この1年間連続して質問に立っています。『さあ、リベンジ。次は何をしよう』と考えています。いつでも、市民の生活を守る立場で考えています。
今回は、参議院選挙目前で活動にも力入れながらの議会なので、本当に大変!日本共産党議員団は、いつでも市民生活を守るために全力投球です。
堀内照文さんと
夕方から演説会が行なわれました。穀田恵二衆議院、堀内照文さんの話、今の政治の情勢を生々しく話してもらいました。共産党の存在意義が国民の色々な立場の人に認められて、共感をもたれている話がとっても良かった。
沖縄の県会議員、渡久地修さんの話が、『海兵隊は抑止力はない』の核心になりました。戦闘機の爆音が生々しく唸って、耳を塞ぎたくなりました。沖縄からアメリカの基地はいらないの運動を、一層頑張らなければと気持ちを新たにしました。生の話は力になります。
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