第19回あまがさき平和のための戦争展
2014.08.24 Sunday
8月22日から24日までトレピエで開かれた「平和のための戦争展」に今年も参加してきました。
22日は展示会と子どもたちのための紙芝居「戦争の犠牲になった象の物語」を見ました。空襲がひどくなった上野動物園で動物たちの壊され檻が壊され、街中に猛獣が飛び出したら大変ことになると、飼育係に人たちが象を殺さなければならなくなり、苦渋に選択で餓死させる物語です。保育園の子どもたちが「かわいそうー」と口ぐちに叫んでいました。
展示されていた写真。背中におんぶして死んだ弟を火葬に来た兄の表情が、胸に突き刺さります。見ていると涙が出ます。
「ちちをかえせ ははをかえせ としよりをかえせ こどもをかえせ わたしをかえせ わたしにつながるにんげんをかえせ にんげんの にんげんのよにあるかぎり くずれぬへいわを へいわをかえせ」
23日は「あおぎりにたくして」の映画が上演されました。広島に原爆が落とされ結婚式を3日に控えた女性は足を切断する。その悲しみを精一杯支える家族。それでも過酷な運命を背負い、精一杯生きる女性とその家族のドキュメンタリーのドラマでした。
一発の原爆がもたらした、広島の人々のくらし、運命の残酷さが心に突き刺さります。あおぎりの木は被爆して真っ黒に焼けながらでもひとつの若芽を咲かせました。それが人々の希望と勇気になりました。いま「被爆あおぎり」の子どもや孫が全国に植えられています。東日本大震災の被災地にもあおぎりの孫が生きづいています。
昼からは「日本共産党女性後援会」で、JR尼崎駅前で集団的自衛権行使容認反対の宣伝をしました。
女性は元気です!
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