まさき一子のブログ

　ＴＰＰ(環太平洋連携協定)交渉問題が尼崎市農業委員会でも話題となり、2月２１日の農業委員会では、ＴＰＰ反対署名に取り組むことになりました。
　尼崎市は山がなく平坦な地形を生かして、近隣の大都市との交通アクセスの利便性もあり、工業が栄えてきた街です。そんな中にあっても尼崎市の農業は、人々が生存していくための欠くことのできない食料を生産してきました。
　このことから尼崎市農業委員の私は、2010年１０月２０日の農業委員会でＴＰＰ反対問題を提起しましたが、各農会で意見書をあげているということで、正式の議題にはなりませんでした。ところが、その後、全国農業会議所が、「ＴＰＰ交渉参加反対１千万人署名全国運動」に立ち上がり、都道府県段階においてネットワークに参加する各団体を署名賛同団体として列記し、国民運動として実施することになりました。
　２月２１日に開かれた尼崎市農業委員会では、委員長の発案で「ＴＰＰ交渉参加反対運動」に賛同し署名に取り組むことが全員一致で決められました。