白井市長「不出馬発言」
2010.09.17 Friday
9月議会で白井市長の3期目の市長選は出ないとの、表明がありました。
今後の私の進退に付きましたは、議会や市民のみなさまに、正式に何も表明させていただいていない状況にもかかわらず、「三期目不出馬」等の新聞報道がされたことは、私にとりまして、誠に残念であり、議員や市民の皆様にも大変ご心配をおかけすることとなり、誠に申し訳なく思っております。
私は平成14年11月の市長選挙に出馬いたしました時から、「2期は、やらせていただきたい」と申してまいりました。今、その2期目の終わりが近づいております。
私は就任以来、マニフェストと市民の皆様にお約束した項目の実現に、全力で取り組んでまいりました。成果の得られた項目もありますが、本日までに達成できていない、また、不十分な項目があるのも事実でございます。
特に、市役所改革は、財政再建と福祉のバランス、情報の公開と参画とともに、白井市政の大きな柱であると認識し、取り組んでまいりました。
平成18年9月にお示しいたしました、白井文の基本政策「みらいのあなたへ」におきましても、「市役所改革」を7つの柱の一つに「市役所は市民のためにあります。職員は、市民の宝物、と呼ばれるよういっそう体質改善に努めます」と約束させていただきました。
しかし、不祥事が相次ぎ、特に昨年は、卸売市場の業務に関連し、2名の職員が起訴され、失職するという、市政を揺るがす重大事態が発生いたしました。
市役所改革を揚げる私といたしましては、市民の皆様の市役所に対する信頼を裏切る、大変な事態に至った責任を痛感し、市長として、その責任の取り方について、日夜悩みましたが、その時点では、二度と起こらないように改善することが、本来の私の務めと考え、努力を続けてまいりました。しかしながら、この後も市民の皆様の信頼を損なう事態が、引き続き発生しております。
残された期間、最後まで努力を続ける所存ではありますが、自ら約束したことについて、市民の皆様のご期待に十分応えられない状況と、相次ぐ不祥事の責任を自ら問い、再度の出馬は、しないことと決意しました。
議員の皆様、市民の皆様におかれましては、これまで私にいただきました温かいご指導、ご支援に対しまして、心からお礼申し上げます。ありがとうございました。
3日間の一般質問は終わりました。来週は、決算委員会がはじまります。
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