学校給食、食育フェア
2014.10.17 Friday
学校給食の栄養士さんは、小学生に食育の教育を行なっています。ご飯や牛乳が給食に出てくるまでの製造過程や、栄養バランスや年齢によって食事の量を変えていること、栄養バランスの取れた弁当の作り方など盛りだくさんの楽しい催しが紹介されていました。
私は初めて見学にいかせてもらいましたが、大変興味深く子どもたちの食に関する研究のすばらしさに驚きました。給食というのは命をはぐくむ教育であることを実感しました。また食材の不思議が発見できる科学だと思いました。
中でも昆布やいりこ、鰹節を使った「だしの作り方」を素材にした研究。卵を酢に2日間浸すと卵の殻が溶ける不思議研究はまるで科学でした。お母さんと弁当を作ってアルバムにした小学1年生の作品。コメの歴史を調べた新聞、中には給食でよく出てくる野菜のベスト20など60日以上給食のおかずの材料を観察した粘り強い作品もありました。子どもは自主的に興味あること調べてまとめて学習していました。
給食は教育です。そのことがすとんと胸に落ちた給食フェアでした。
中学校給食は子どもの教育には必要です。中学校になったら「食と体の働き」「食と栄養の吸収」「食と生活習慣病の関連性」など研究してもらえれば、肥満や生活習慣病の子どもたちが食生活の大切さと向き合うことが出来るのに、とも思いました。
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