4月1日、武庫支所・武庫地区会館、オープニングセレモニー
2017.04.02 Sunday
尼崎市では支所と地区会館を統廃合し、複合施設として改築する計画が出されました。その第一番目に「武庫支所・武庫地区会館の複合施設」が完成し、4月1日からオープンしました。その完成式に招待され、行ってきました。
新しい施設、大ホールでの完成式が盛大に開かれました。武庫地域にお住まいだった落語家の大御所、人間国宝の桂米朝さんの息子さんである、桂米團治さんをゲストに迎え、落語が披露されました。米團治さんの落語を見ようと、大勢の市民が来場されていました。
私も、初めての落語に、武庫地域にちなんだ名落語を聞くことができて、感動しました。あいにく写真は禁止でしたので、オープニングの市長とのトークショーの写真を掲載します。
米團治さんの話術、気品、イケメンに魅了されました。
米團治さんは、大阪生まれの尼崎育ち、武庫地域の昔の地名を知る最後の世代だと言われていました。小さなときからの知り合いも多いそうです。故郷に帰ってきたというなつかしさ、愛着が落語にあふれていました。会場が大いに盛り上がりました。
ホールではカルテットの演奏がありました。
帰ろうとしたところ、玄関ホールではカルテットの演奏があり、足が止まりました。美しい演奏にうっとりしました。たくさんと人だかりでした。
これから武庫支所・地区会館が利用させていただくことになります。でも「武庫支所・地区会館」という施設名には違和感があります。支所機能をなくしてしまった施設だからです。これまで支所として戸籍・住民票等が発行されなくなります。福祉・保健機能がなくなり相談窓口もなくなります(簡単な福祉の申請機能は残りますが、相談はできません)それなのに、これまでと同じ名称とはちょっと違和感がありました。
訪問先で、地域の方から「支所がなくなったね」と残念そうに言われました。私たちは日本共産党議員団は、「支所機能を残せ!」と最後まで抵抗しましたが、残念なことです。
この複合施設には、武庫地域振興センターが残ります。唯一市職員が配備されますが、これからは地域を守るための地域振興センターの役割と責任が大きくなるでしょう。
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