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「公共施設のマネジメント計画」の市民説明会に参加して
 武庫公民館で行われた、「公共施設マネジメント計画」の尼崎市の市民説明会が2回にわたって開催されました。私は2回とも参加しました。参加した市民がどんなことを発言されるか聞きたかったからです。
 1回目は13人ほどの参加でした。高齢者の方が「老人福祉センターで風呂を利用している。家にも風呂があるけど一人暮らしで、ひとりで風呂に入るのが怖い。センターでみんなと一緒に入ると安心で何よりも楽しみ。福喜園をなくすのはやめて」と切実に話されていました。当局は「住宅に風呂がない時代に作られたものであるが、すぐに壊すわけではありません。まだまだ時間があるから大丈夫です」と答えていたと思います。高齢者はすぐに壊すわけではないという言葉に、少し安堵の表情が見られました。老人福祉センターは老人福祉法に基づいて作られたもので全国にあります。老人福祉法を勉強しなくてはいけないと思っています。

 北図書館は3階部分を縮小して、近隣の公共の土地に立て直す予定と説明をしていました。「民営化も選択肢に入れる」との当局説明に驚きました。そんなの一言も聞いていないよ〜。当局は現場の意見も聞かず、機能の縮小は全くの机上の空論にしかありません。どこの公共施設を減らすか?の一辺倒です。これでは使っている市民の暮らしが見えませんね。

 武庫体育館は、多くの市民の運動の場、コミニュテーの場として利用されているところです。見学に行ってこんなに多くの子どもから高齢者、若い人達が利用されているのか、イベント毎に人がどっと来館されます。「退職してからずーっとヨガをやっている。なくなったら私たちはどうしたらいいのか。カルチャーセンターは月謝が高い、他の体育館は遠い。ヨガをやめなければならない」と楽しみを奪うなと訴えておられました。

 身体障害者福祉会館は古い建物だけど、バリアフリーが素晴らしいとっても障がい者のことを考慮した施設。そんな場所がなくなった自分たちは活動する場がなくなる。新しい施設をつくってほしい。または障害福祉センターに場所を確保してほしい」と提案していただきました。当局はなにも答えませんでした。

 6行政区で2日づつ行われた説明会。各地で共産党議員団が会場に現れるので、当局も脅威だったのではないでしょうか?私たちは一方的な「公共施設のマネジメント計画」のあり方には疑問を持っています。ある参加者が言っていました。
「尼崎は公共施設が多いということをお荷物と考えるのでなく、尼崎市の素晴らしいところと誇りに思うべきではないか」その言葉になんか感動しました。
 私は地域を代表している市会議員として、市民の代弁者としての立場で3月議会に臨みます。

masakiichiko | - | - | - |

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