北海道のヒロちゃんへ
2015.02.13 Friday
ヒロちゃんは、私の看護師時代の後輩で、歳の離れたお友達です。昨年の夏、だんなさんの転勤で幼い子どもと一緒に北海道へ行きました。伊丹市生まれの伊丹育ち、厳しい初めての冬、「寒さに耐えられなかったら、帰っておいで」と言っていました。今北海道の厳しい冬を満喫しています。
今日、久しぶりにメールが届きました。関西にいる親友(共通の友達ですが)のことをいつも心配しています。その友達は、良妻賢母でとっても素敵な女性です。昨年ショックな出来事があり、離婚しました。高校3年生と中学3年生のお母さんです。二人の子どもさんの受験と離婚問題で大変な困難さの中、必死で生きています。
高校3年生のお姉ちゃんの第1希望の大学に合格したとの知らせに、ホッとしました。中学3年生の受験はこれからです。その子が、卒業にあたってのメッセージに「私の帰るところ、居場所を守ってくれてありがとう」と書いてあったと聞きました。子どもが親の背中を見て、すくすくと思いやりのある優しい子に育ってくれたこと、お母さんが大変な中でも、子どもと家を守り穏やかな日常を必死で守ったことに対して、涙が出るほど感動しました。
離婚のとき、そして今でも必死で平穏を保っていた、その苦労を知っているだけに、あらためて「頑張ったんだな」と思います。まだまだこれから高校受験もあるし、離婚の問題も途中です。でも子どもにこんなに素敵な感謝の言葉を贈られるなんて、なんて素敵なお母さんでしょう。
北海道のヒロちゃんは、自動車の免許をとって初めて車を運転して買い物に行ったそうです。雪や氷で滑らないように気を付けて運転してください。そしてだんなさんと小さな子どもさんと一緒に、北海道の生活を楽しんでください。大変なことも多いと思うけど、自分で考えて前に進む芯の強い人です。あなたの判断はいつも正しい。自分の思うように生きてください。遠い尼崎からいつも応援しています。
今日は、北海道のヒロちゃんへお手紙を書くように、ブログにしたためました。
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