生活相談
2013.11.12 Tuesday
朝、今西元市会議員から「生活相談にのってほしい人がいる」と電話がありました。早速、事務所に来ていただき話を聞きました。1週間前に45歳の息子さんが急死しました。
ご両親が見えて「息子の部屋の片付けをしていたら、借金の催促状や督促状がたくさん出てきた」とどうしていいのかわからない様子。
ご両親は、息子さんと死を悲しむ間もなく、借金問題で頭抱えていました。話を聞いて、あすひらく会につなげることにしました。借金の書類を整理してから、1週間後に相談の約束をしました。
年金で暮らす年老いたご両親が、借金を肩代わりすることのないようにしなければと思います。
リーマンショック時にリストラされたと言っていました。元は外資系の会社に勤められていたそうです。それから介護士をしたりしていましたが、うつ病になり仕事を辞めてから、借金は生活費に借りていたようです。仕事が見つかって2か月、今度こそ頑張れそうだと、はりきっていた矢先の突然死でした。なんともやりきれない若い人の死です。
お母さんは言っていました。「何回も息子に頼まれて、お金を渡していました。もう私たちも限界でした。息子が亡くなって少しほっとしています」と。親としてそんな気持ち、分かるような気がします。生活費を渡す負担感と辛そうに生きている息子さんの姿を見るのが、辛かったのだと思いました。そんな思いでご両親の話を聞きました。
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