治安維持法国賠同盟尼崎支部2012年度定期総会に出席
2012.10.28 Sunday
タイトルが漢字ばかりで、どんな団体なんだろう?と思われる人も多いのではないでしょうか。
かつての戦争前、中と戦争に反対をした日本共産党員は、治安維持法による非合法とされ、特高警察に逮捕されました。小林多喜二らがその代表です。特高警察につかまり、数時間後には拷問を受け殺されました。多喜二はわずか30歳でした。
多喜二と同じように逮捕された人は、数十万人、虐殺された人は80人、拷問病気など獄死者1,617人、逮捕送検75,681人、投獄など実刑者5,162人の上っています。
戦後生まれが過半数となった現在、この歴史的事実と犠牲者、先覚者たちの不屈のたたかいを広く国民の中に語り継ぐことが重要になっています。
治安維持法国賠同盟が掲げる『再び暗黒政治を許さないために』『21世紀を平和と、人権の花開く時代とするため』国賠同盟の活動は一層重要になってきています。
今、憲法9条を廃棄しようとする政治家がいます。戦争の反省に立ってできた、日本の宝である憲法9条を守り、2度と戦争を起さないような、国民が声を挙げることが一層大切になってきています。
私も、9月尼崎市議会で『日本軍慰安婦問題の早期解決を求める』意見書提出が、経済環境市民委員会で可決されたのに、本会議で反対多数で否決されました。その経過を報告させていただきました。
私の父は、戦後働いていた職場を、日本共産党員というだけで追われました。レッドパージといいます。レッドパージされたらどこの職場も共産党員という情報がいき働くところがなくなります。父は田舎に帰り農業に打ち込みました。そして一生を農業に捧げました。そして日本共産党員として正義を貫きました。私はそんな父を尊敬しています。
だからこそ、治安維持同盟には深い思い入れがあります。
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