行政視察で「フェニックス」最終処分場に行きました
2012.08.09 Thursday
廃棄物の灰を埋め立てて、出来た広大な土地
金網に先は行けません
経済環境市民委員会で視察に、クリーンセンターと尼崎沖埋め立て処分場に行きました。ひときわみんなが興味深く見学したのが、臨海部埋立地でした。大阪湾広域臨海環境整備センターの代表者の話には、質問と埋立地当事者である、尼崎市を無視した震災がれきの最終埋め立て地の決め方に、抗議の発言が相次ぎました。
フェニックス埋立地に、震災がれきの灰を埋めるという話の後、震災がれきの可燃物の受け入れは、被災地近隣の県で行なうので、兵庫県の受け入れは不要になったとの報道がありました。尼崎市は突然の報道に大変混乱しました。臨海センターは尼崎市民と市議会に説明責任を果たせとの要望書も出しました。
そして、8月7日付けで、細野豪志環境大臣の「災害廃棄物の埋め立て処分に関する個別評価について」の見解が配られました。
可燃物・木くずに広域処理は、岩手県、宮城県の可燃物は受け入れを調整している自治体や受け入れ実績のある自治体で、目標期間内の処理が出来ると見込まれるため、新たな受け入れ先の調整は行なわない。近県での処理を優先調整するとの、回答書の内容でした。
個別評価の回答書 環境大臣より
実際のフェニックスはただただ広い土地でした。地名は「船出町」です。将来的にも人は住めない土地です。この土地は、どんなものが立つ土地になるのでしょうか?海上を埋め立て、完全に陸地となっていました。もう廃棄物の最終処分の埋め立ては終了した土地です。
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