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「子ども子育て新システムの学習会」良かったです。
 逆井先生の講義わかりやすかった。

 私のあいさつ緊張しています。

 学習会が始まる前は会場の参加者がパラパラで心配しながら、一番前の席に着きました。途中振り返ったら後ろの方まで席が埋まっていてビックリしました。100枚準備していた資料が足りなくなり増し刷りをしたと聞いてまたビックリ。総勢120名の参加がありました。若い保育士さんやお母さん達の姿が目立ちました。
 1月の通常国会に政府案が示され、一斉にテレビや新聞報道がされました。まさに今話題のテーマで行なわれた学習会でした。

 全国保育連絡会常任理事の逆井直紀先生を招いての講演でした。新システムは子どもの保育を福祉事業から市場化するものです。お金儲けの手段として、政府にとっては公的責任を排除した制度として規制緩和していくものです。中身は全く決まっておらず、まさしく机上の空論に過ぎない政策です。介護保険の仕組みに保育所と幼稚園のシステムを当てはめただけのものだということがよく分かりました。まったく保育の現場を知らない官僚によって作られたものです。具体的内容を決める段階で制度基盤や方向性が変わります。こんな政治に振り回される国民の立場から怒りが込みあがってきます。

 先生の話でとっても良く分かったのが、OECD(経済協力開発機構)が日本の保育・教育に公的支出が少ないと指摘していることです。OECDの考え方は、子どもを幼児期にしっかりとお金をかけて保育し「社会や保護者から大切に育てられている、信頼できる社会や大人そして仲間がいると実感して育つこと」そんな子どもが大人になり労働者になり、納税者となる。保育は未来への投資である。という言葉がすとんと心に落ちました。
 
 多くの自治体から「子ども子育て新システムの廃止」の意見書が国に提出されています。尼崎市にも陳情が出されています。前回の健康福祉委員会では継続審議となりました。次回は意見書の提出が採決できるようにがんばります。

 とっても有意義な勉強会でした。知識を得るってことは行動する大きな力です。わかりやすく市民に知らせていくことが必要だとおもいました。

masakiichiko | - | - | - |

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