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子どもをめぐる貧困を考えるシンポジウムに参加
 経済協力開発機構(OECD)の報告では、日本の子どもの相対的貧困率はOECD諸国の中でアメリカに次ぐ第2位で、貧困率は14%でした。1クラス40人とすれば、5〜6人は相対的貧困の状態にある子どもということになります。

 しかし、貧困の実態はなかなか目に見えるものではありません。貧困から来る子育ての困難さを支援すること、貧困から来る子どもの虐待、放棄から子どもを守ってあげることもできません。子どもの貧困はどのように見ていったらいいのかを知りたくて、参加しました。
 シンポジウムは、福祉事務所の立場から、多重債務被害者の会、学校現場から、子ども達の生活実態を聞くことができました。そして子どもや親と心を開いて話し合うこと、その中から解決の道筋が見えてくる場合もある。子ども達がゆめを見出すことで困難さを乗りこえることができる。そんなことを会場の参加者みんなで、考えることができたシンポジウムでした。とっても勉強になりました。

 「学校で保健室で見てもらい」「保健室で休ませてもらい」と親に言われたと、病院に行くことが出来なくて、保健室にSOSを求める子ども達がふえています。お金の心配せずに病院に受診ができるように「子どもの医療費の無料化」の実現をしなければと強く思いました。
 兵庫県の中では子どもの貧困率が高いのが尼崎市です。だからこそ子どもの医療費の無料化が急がれるのです。

 
 

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